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10尺2階建て・入母屋造りの家:S様邸

10尺2階建て・入母屋造りの家:S様邸

あらゆる分野において真偽の区別があいまいになっている昨今、「庵原建設」が立てる住まいには、一目で本物とわかるきらめきがある。このS邸もそうだ。10尺2階建ての入母屋造りは、正統な日本建築の貫禄をたたえ、日本人が古くから慈しんできた美意識を見事に表現している。

圧巻は銘木を惜し気もなく使った玄関ホールだ。サクラの式台、ヒノキの腰板、ケヤキの大黒柱に加え、秋田杉を格天井で収めた天井、北山杉の飾り柱、千本格子の建具などが、凛とした風情を描き出している。また、和室には「庵原建設」の力量を物語る3段のまわりぶちを筆頭に、秋田杉のイナゴ張り天井、ケヤキの床の間、色鮮やかな聚楽壁などがしつらえられ、日本建築の正統を訴えかけてくる。


壮観な玄関ホール。正面に坪庭を設けて通風と採光にも配慮。上部に横たわる焦げ茶色の梁は魔よけの意味もある「槐(えんじゅ)」


すがすがしさにあふれた和室。天井と聚楽壁の境にまわしているのが3段のまわりぶち。


和洋折衷のリビングルーム。畳敷きの腰板には希少なスギの根杢(ねもく)を使用。扇形の建具は明かりとり。天井は手前がヒノキ、奥が秋田杉。


施主と時代の求めに応じる柔軟性

「庵原建設」は正統な日本建築をベースに、現代的な住空間を造り出すことにも長けている。その象徴がリビングルームだ。敷き詰められた竹の無垢フローリングの横に書院風の小上がりを併設した現代的な間取りは、Sさん夫婦にとって真にくつろげる居場所となっている。

また、天井高が2.5mから3mに切り替わる寝室の造りも開放感を好むSさんの要望を取り入れたもの。つまり、「庵原建設」は扱いが難しい無垢材を美しく収める高い技術を持ちながら、それだけに固執することなく、施主や時代の求めに応じて柔軟な対応ができる、懐の深さを持っている。

真贋を鋭く見抜くSさんは「建てるなら手作りで本物の家」と決めていた。その表情が笑顔であふれ、誇らし気なのは、「庵原建設」の住まいづくりが満足だった何よりの証拠だ。

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